インフルエンザ・
コロナウイルス予防接種

インフルエンザ
予防接種について

費用

インフルエンザ 3,500(税込)

インフルエンザの予防接種当院では、10月1日よりインフルエンザワクチン接種を開始いたします。

  • WEBからは、
    9月1日よりご予約を承ります。
  • 当院通院中の方(診察券をお持ちの方)は、
    8月1日よりご予約を承ります。

当院に通院中の方は、受付やお電話でご予約を承りますので、
お気軽にご相談ください。

インフルエンザワクチンは十分に確保する予定ではありますが、
なるべくお早めにご予約ください。ご希望の日時が予約でうまってしまった場合、
ご希望に添えない可能性がございます。ご了承ください。

来院時のご案内

ご本人確認のため、保険証、マイナンバーカード等をお持ちください。

65歳以上の方

  • 千葉県外にお住まいの方は、定期接種対象外となりますのでご注意ください。自費でのワクチン接種となります。
  • 千葉県在住で流山市外の方は、お住まいの市役所へご連絡いただき、インフルエンザワクチン問診票をお取り寄せください。問診票を持参し当院までお越しください。
  • 流山市在住で65歳以上の方は、定期接種対象となります。問診票はクリニックでご用意しておりますので、保険証やマイナンバーカード等のご本人様確認の物をご持参いただければ、接種可能です。

※ご質問や不明な点がある際は、クリニックまでお気軽にお問合せください。

コロナウイルス
予防接種について

10月1日からコロナワクチン接種が開始いたします。
当院でもコロナワクチン接種可能となります。コロナワクチン接種をご希望される方は、下記をご参照ください。

ご予約

お電話でご予約を承ります。
ご希望の日時をお申し付けください。

来院~ワクチン接種までの
流れ

  • 当院へ来院される際は、保険証・マイナンバーカード等のご身分を確認できるものをご持参ください。
  • ワクチン問診票にご記入いただきます。
  • ワクチン接種後は、副反応の有無を確認するため、クリニック内で30分間待機していただきます。
  • 30分待機後、体調にお変わりがなければ、ご帰宅となります。

流山市在住で65歳以上の方

公費負担により、
2,100円で接種可能です。

自費でのワクチン接種をご検討中の方

当院では、15,000円で接種可能です。お電話でご予約を承ります。

※ご不明な点やご質問等があればお気軽にご連絡ください。

インフルエンザのよくある疑問点

6歳以上13歳未満のお子さんが接種する場合

13歳未満のお子さんがインフルエンザワクチンを接種する場合、2回受けなくてはなりません。そして2回目を受ける際は、1回目を受けた日から4週間あける必要があります。そのため1回目の接種を早めに済ませておかないと、2回目の接種を受けて十分な免疫を獲得する前に、インフルエンザが流行ってしまう恐れがあります。13歳以下のお子さんがワクチン接種する際はぜひ、10月中に1回目のワクチン接種を済ませておきましょう。

流山市のインフルエンザ予防接種の助成対象

※現在準備中です。

インフルエンザワクチンについて

実は、卵にインフルエンザウイルスを投与する方法で作られています。卵の中でウイルスを増やして殺菌してから、ウイルスの殻(HA)のみを抽出して生成されているのです。卵を使っていますが、精製する技術が高いため、卵の成分はほとんど残されていません。
インフルエンザワクチンが投与されると弱めの反応が起こり、免疫細胞が「インフルエンザウイルスがいる」と受け取って、抗体を作り出します。この流れのおかげで、次にウイルスが体内へ入り込んだ際でも、スムーズに追い出すことができるのです。発症を防ぐ効果にも期待できますが、重症化を予防するのにも有効です。

接種ができない方

体調が優れない方、37.5度以上の発熱がみられる方は、当日の接種を受けていただくことができません。体調不良または発熱があると、体内にいる免疫細胞が別の細菌やウイルスと戦っている可能性が高いためです。そういった時にワクチンを接種しても、免疫が不十分な状態ですので、きちんと効果を獲得できなくなる可能性があります。また免疫細胞の働きも悪くさせるため、回復が遅れてしまう恐れもあります。予定が確定している場合でも無理をなさらず、安静に過ごして回復してから、再度接種の予約を入れていただけますと何よりです。

卵アレルギーとインフルエンザ予防接種

国内で接種できるインフルエンザワクチンは高度に精製されているため、卵の成分がほとんど残っていません。そのため、ほんの少し卵を摂っただけでも重い症状が現れてしまうような、重度の卵アレルギーの方でない限りは問題なく接種できます。卵がわずかでも含まれていると症状が現れる方は、高度医療機関へご紹介いたします。卵を食べられる方でしたら、ほとんどの確率で問題なく接種を受けていただけます。

インフルエンザワクチンの効果の持続期間は約5ヶ月です

インフルエンザワクチンの予防効果は接種日の2週間後から現れ始めます。効果の持続期間は約5ヶ月ですので、毎年効果を得るには、ワクチンを受けなくてはなりません。

インフルエンザウイルスについて

インフルエンザは大きく分けると、A・B・C型があります。そして表面には、HA(ヘマグルチニン)とNA(ノイラミニダーゼ)というタンパク質があります。症状も感染力も強いA型は、HAが16種、NAが9種あり、計144種類もの亜種が存在します。
このように、インフルエンザウイルスはたくさんの種類があるため、毎年WHO(世界保健機関)は前もって何型が流行るのかを予想しています。日本でもWHOの予測を頼りに、ワクチンを作っているのです。ワクチンは主に、流行・重症化リスクの高いA型((H1N1株とH3N2株の2種類)とB型株(山形系統株とビクトリア系統株の2種類)のウイルスから精製されています。このように、4種類のウイルスを混ぜ合わせているワクチンを「4価」と呼びます。

接種前にインフルエンザを発症している方でも、予防接種は受けられます

インフルエンザウイルスの種類は、非常に多岐にわたります。そのためインフルエンザを発症した場合でも、ワクチンを受けて予防することは可能です。患者様の中には1年のうちに何度も、インフルエンザウイルスに感染されて受診される方もいらっしゃいます。
国内で接種できるインフルエンザワクチンは基本的に、4種類のウイルスに有効とされる「4価ワクチン」です。夏から秋のはじめに、特定のインフルエンザウイルスが流行るケースもありますが、その時に感染・発症した場合でも、予防接種を受けて次の発症・重症化を防ぐことをお勧めします。

インフルエンザの予防接種のベストタイミング

インフルエンザは毎年12月から翌3月に流行る傾向があり、ピークは1~2月頃とされています。予防接種を受けても効果が現れるまで2週間程かかりますし、その効果が続く期間も、たったの5ヶ月程度です。そのためピーク時に予防するには、11月末までに接種を済ませておくのが望ましいとされています。13歳以下の患者様の場合は、きちんと免疫を獲得するため、2回接種を受けていただかないとなりません。また2回接種するには、1回目と2回目の接種日を4週間空ける必要があります。これらを踏まえて当院では、1回目の接種を10月中に受けていただくようお勧めしています。タイミングを逃すとワクチンの在庫が切れてしまうため、接種できる医療機関まで減りやすくなります。また、より症状が強く現れやすいA型は、早いうちに流行のピークを迎える傾向もあるため、速やかに接種を終わらせておくことを強く推奨します。

副反応について

「副反応」とは、ワクチンを接種することによって起こる可能性がある症状のことです。
特に、予防接種を受けた20~30 %の方には、接種部位の痛み・腫れ・赤みなどが見られたと指摘されています。また副反応が現れる予防接種は、なにもインフルエンザに限られたものではありません。副反応は接種してから数日後に落ち着くことがほとんどですので、あまり心配する必要はありません。
また、免疫反応として、身体のだるさや発熱、頭痛、悪寒などが起こる可能性もあります。これらの症状があっても、「ワクチン接種によって軽度のインフルエンザを発症している」とは言い切れません。むしろ、インフルエンザワクチンはウイルスを完全に不活化させたものですので、体内でウイルスが増えることはありません。他の方へうつすリスクもないので、ご安心ください。
予防接種の効果を獲得するには約2週間もかかるため、その期間中にインフルエンザを患ってしまうリスクはあります。予防接種を受けてから2週間以内に、高熱などの症状が現れた場合は、インフルエンザが疑われます。その際は迷わずに当院へ受診してください。

予防接種を受けた後の過ごし方について

発熱や倦怠感など、強い免疫反応が起こる可能性もあります。そのため接種後は、飲酒や激しい運動、抜歯などの歯科治療などを避けてお過ごしください。入浴は普段通り行えますが、注射した箇所を擦ったりもんだり、強く押さえたりするのは止めましょう。なでるように洗い、タオルで軽く押さえて水気を吸い取ると良いでしょう。

妊娠中の方でも予防接種はぜひ受けましょう

ワクチンを接種しても、お腹の中にいる赤ちゃんがインフルエンザになることはありません。しかし妊娠中にインフルエンザを発症すると、赤ちゃんにも影響を及ぼす可能性があります。また、生まれた直後にお母さんがインフルエンザになると、赤ちゃんの世話がスムーズにできなくなる可能性もあります。ガイドラインでも推奨されている通り、妊娠中の方はぜひ、インフルエンザワクチンを接種するようにしましょう。

予防接種の効果

発症を「100%予防できる」とは断言できませんが、50~80%まで低下させることには期待できます。また、インフルエンザが進行すると、肺炎や脳症などを合併することがあります。予防接種を受けておくと、これらの合併症や重症化を防ぐことが可能です。流行する型を予測してからワクチンが精製されるため、どうしても効能に限界はありますが、効果の低い年でも、予防接種を受けた方が予防しやすくなります。

当院の予防接種について

当院では大人の患者様に向けた、インフルエンザの予防接種と肺炎球菌ワクチンなどの接種に対応しております。
予防接種は、感染症を引き起こす細菌・ウイルスの病原性を弱めたり無毒化したりして生成されたワクチンを接種することで、その感染症の発症や重症化を予防するために実施されている予防医学です。また、感染症の流行を防ぐという役割も担っています。

当院で扱う予防接種と費用

インフルエンザ 3,500円(税込)
肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス®) 7,500円(税込)
麻疹風疹(MR) (ミールビック®)  9,500円(税込)
麻疹風疹ムンプス(MMR)  10,500円(税込)
ムンプス  4,500円(税込)
風疹  5,500円(税込)
麻疹  5,500円(税込)
破傷風トキソイド   4,500円(税込)
A型肝炎ワクチン(エイムゲン®)  8,000円(税込)
B型肝炎ワクチン(ヘプタバックス®) 7,000円(税込)
水痘 8,000円(税込)
帯状疱疹ワクチン(シングリックス®)  20,000円(税込)

肺炎球菌ワクチン

肺炎とは、肺に細菌やウイルスなどが入り込むことで炎症を起こしてしまう疾患です。特に高齢者や基礎疾患を抱えている方は発症リスクが高く、治りにくいまたは重症化する傾向にあります。呼吸器疾患は、細菌やウイルスによる喉の炎症をきっかけに、発症するケースが少なくありません。特に、免疫力が下がっていると肺にまで感染が拡がりやすくなるため、そうでない時よりも肺炎にかかりやすくなります。肺炎を引き起こす病原微生物はたくさんありますが、一番多いのは肺炎球菌による肺炎です。実際に大人の肺炎の20~40%が、肺炎球菌によるものと報告されています。そのため、肺炎の発症・重症化を防ぐには肺炎球菌ワクチンが有効と言われているのです。

また、インフルエンザと肺炎球菌のワクチンを同時に行っておくと、インフルエンザにかかって免疫力が下がっている時でも、肺炎にかかりにくい身体になります。重症化も防げるため、当院では併用接種を勧めています。さらに、肺炎球菌には93種もの血清型があります。定期接種として提供されている「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」は、大人の重篤な肺炎球菌感染症を引き起こす64%を占めると言われている、23種類の血清型に効くと評価されています。 肺炎球菌ワクチンは特に、肺炎の重症化リスクが高い高齢者に効果的とされています。肺炎球菌ワクチンの効果は最短でも5年持続するため、最後に受けた接種日から5年以上経っていましたら、再接種をお勧めします。
ワクチンによる副反応としては、痛みや腫れ、発熱などが挙げられます。多くの場合は数日程度で落ち着くのでご安心ください。ただし、最後に受けた接種から5年以内に接種を受けると、副反応が強く現れる恐れがあります。そのため再接種を受ける方はぜひ、最後に受けた接種日をチェックしましょう。

2014年(平成26年)10月1日から、高齢者肺炎球菌ワクチンは定期接種と位置づけされました。助成対象者は65歳以上の方で、65歳・70歳・80歳・85歳などの方も対象とされています。詳しい内容は、流山市の高齢者の肺炎球菌感染症予防接種ページ及び、厚生労働省のホームページからご覧ください。

【流山市 高齢者の肺炎球菌感染症予防接種】
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/life/1000642/1000680/1000688.html

【厚生労働省 肺炎球菌感染症(高齢者)】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/haienkyukin/index_1.html